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ランフラットタイヤからノーマルタイヤに変えるとどうなる?

ランフラットタイヤからノーマルタイヤに変えるとどうなる_アイキャッチ

色々と不満のあった、純正装着のランフラットタイヤから、ノーマルタイヤに交換してみました。

そこで、ランフラットタイヤからノーマルタイヤに交換すると、

  • 走行感覚・乗り心地はどう変わる?良くなる?悪くなる?
  • ランフラットと比較して、どのくらい安い?
  • スペアタイヤ・パンク修理キットは必要?
  • そもそも、ノーマルタイヤにして問題はない?車検は通るの?

などなど、交換前に気になっていたことが解明しましたので、早速レポートしていきたいと思います。

今回の検証車両と交換したタイヤは、下記の通り。

アルファロメオジュリア ベースグレード

  • 旧装着タイヤ:ブリヂストン POTENZA S001 RFT 225/50R17
  • 新装着タイヤ:ピレリ POWERGY 225/45R18
  • 旧装着ホイール:純正(17×7.5J+33)
  • 新装着ホイール:MOMO マッシモ(18×8J+30)

ご覧のように、メーカーは、ブリヂストンからピレリに変わります。

17インチから18インチへとインチアップしています。

普通であれば、乗り心地が硬くなる方向になりますが、はたしてどうなるのでしょうか?

ランフラット装着車がノーマルタイヤにすると、どう変わる?

自分にとって、この車が、初めてのランフラット装着車です。

ノーマルタイヤと比較して、違和感・不満を色々と抱えたまま、数年乗ってきました。

詳細は、下記の記事に、詳しく書いてあるので、そちらを見ていただきたいのですが、具体的に書くと、こんな感じです。

ランフラットタイヤの不満

  • タイヤが硬い。小さな凹凸でもドンっという振動が伝わってくる。
  • FR車では、深い舵角と低速走行でフロントからゴリゴリと嫌な音がしがち。
  • バランスがとれていないような、周期的な振動がある。
  • タイヤの減りが激しい気がする。

そんな、不満がありました。それが、どうなったかと言うと。

ノーマルタイヤに交換したら、どうなった?

ピレリ_POWERGY

インチアップしたにも関わらず、衝撃がドンっから、トトンに変わります。急角度の舵角でも、ゴリゴリ音がほぼしません。

3年ほど使用したタイヤから新しいタイヤへの交換のため、一概には言えませんが、

乗り心地が明らかに良くなっているのが感じられます。

それと、タイヤが軽くなったためか、発進時も体感できるほど軽やかになったのは想定外でした。

もう一つの不満であった、減りの早さは、交換したてのため、今のところ不明です。今後、検証したいと思います。

とにかく、当たりがソフトになって、ランフラットの不満点は、ほぼ解消されたと言えます。

ランフラットからノーマルへの交換。どうやら成功のようです。

では、ランフラットからノーマルに交換するにあたり、準備しなければならない事ってあるのでしょうか?

ランフラットからノーマルタイヤに変えたら、必要なもの。

ノーマルタイヤに変えたら、スペアタイヤか、パンク修理キットが必要だと思っていましたが、必ずしもそうではないようです。

ただし、これは車検上の問題で、パンクしても修理できなければ、困るのは自分です。

以前は、車検時に、スペアタイヤの検査項目があったので車検が通らないこともありましたが、今は不要なようです。

なので、車検上は、スペアタイヤも、パンク修理キットも不要。

ただし、パンクしてしまった場合に困らないために、パンク修理キットくらいは積んでおきましょうという事になります。

ちなみに、

普通なら、パンク修理キットを使用したタイヤは、本格的な修理ができませんが、修理可能なものも出てきたようです。

少し高価ですが、安心のために積んでおこうと思います。

空気圧監視システムは不要になる?

ランフラットタイヤとセットで装備されている、TPMS(空気圧監視システム)。

ランフラットタイヤは、パンクした事に気付きにくいため、空気圧の異常を知らせる目的で採用されたものですが、ノーマルタイヤにしたら、不要になるのでしょうか?

答えは、ノーマルタイヤに交換しても必要です。

TPMSが純正採用されている車は、空気圧センサーが取付けられていないと、その事を察知して、警報音またはランプで知らせてきます。そのため、そのまま車検を通そうとしても、整備不良となってしまう場合があります。

空気圧センサーのバッテリーが交換できない車両に関しては、Assy交換となっていまうため、結構な出費になりますが、ここは諦めるしかないようです。

ランフラットとノーマルタイヤの価格差は?

フジコーポレーション_店内画像

段々とランフラットタイヤが、増えてきているとはいえ、まだまだ主流は、ノーマルタイヤです。

当然、生産数量も主流派の方が多くなります。

生産数量が多ければ安く効率的に作れるので、ノーマルタイヤの方が安いのは納得がいきます。

では、実際、どのくらい価格差があるのでしょう?

そこで、同程度のランクのタイヤを、フジコーポレーションの4本セット価格で比較してみました。

価格比較

ブリヂストン サイズ:225/45R18

  • ノーマル POTENZA RE004:121,000円(税込)
  • ランフラット POTENZA S001 RFT:159,400円(税込)

こんな感じです。以前よりは、だいぶ価格差が縮まりましたが、それでも、3.5万以上の差があります。

パンクした時の安心材料とすれば、安いかもしれません。

あと、気になるのは、圧倒的に選択肢が少ないことくらいでしょうか?

まとめ

今回、ランフラットタイヤからノーマルタイヤに交換したわけですが、内容をまとめると、

良くなった点

  • 硬さがなくなり、乗り心地が改善された。
  • 車の出だしが軽くなった。
  • ランフットと比較して安かった。
  • ランフラットに縛られないので、色んな銘柄が選べる。

悪くなった点

  • パンクしたら困る。
  • パンク修理キットが必要になるかも。

こんな感じになります。

悪くなった点は、パンクに関する心配事項。それに比べ、良くなった点は、乗り心地の向上など、使用感に直結するものとなりました。

パンクに関しては、パンクしてみないと、有難みを感じない事だと思うので、現時点では、ノーマルタイヤに交換して、大成功であったと思います。

皆様それぞれ、価値観も感覚も違うと思いますので、一概には言えませんが、
乗り心地の違いは、是非、試してもらいたいレベルであると感じました。

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