今回の記事は、格安のカーボンミラーカバーを、アリエクスプレスで購入して取り付けてみましたって内容なのですが、
結論から言っちゃうと、この記事で取付けまで完結しません。
ちょっとトラブルがあったので今回は、「買ったよ編」ってことで勘弁してください。おそらく2部作で取付まで完結するはずです。
でも、アルファロメオとか関係なく、中国製のカーボンミラーカバーとかを買おうと思っている方には役立つ?教訓になる?話かと思います。
でっ早速。
カーボンミラーカバーを買いました!
買ったところは、毎度おなじみの中国の通販サイト、『アリエクスプレス』です。
商品点数は爆裂的にあって価格も安い。配達には時間がかかるけどそれを補ってあまりある魅力を持つ通販サイトなんです。
そして、ポチっ。
買った商品はこれです。下の画像は、アリエクスプレスの実際の画面のスクショです。
中国の通販サイトなんですが、片言感はあるけど一応理解のできる日本語で、日本円表記になっています。購入金額はセールの時に買ったので、画面上よりも安い、5,904円(送料込み)。安いですね。
アリエクスプレスは、ちょくちょくセールをやります。その時に購入すれば、もともと安いのに、さらに安く買えます。
あと、画面上に一応配送予定期間が書いてあります。参考程度にはなるのですが、この商品であれば、13~21日って表記になっています。中国のサイトなので、おおらかな気持ちで待つことが大事です。
中国からモノが届きました!
アリエクスプレスで注文してから、約1か月ちょっとで、やっと到着しました。予定期間をオーバーしましたが、コロナの影響もあって、飛行機がかなり減便されていたため、仕方なしです。
待っている間も、どこに商品があるのか、見ることができます。反映が遅いので目安程度ですが。
届いた商品はこんな感じです。
いつも、アリで購入した商品が届くと、潰れそうな段ボール箱に入ってきますが、今回の商品は、良好な梱包状態でした。箱も潰れてないし、緩衝材もしっかり入っていて良心的な会社だと思います。
詳細チェックします。
気になる、カーボンミラーカバーのディテールをチェックしていきたいと思います。
一番気になる、表面は写真の通り。見えるとこなので注意深くチェック。
意外と言ったら変ですが、かなりツヤツヤです。表面の仕上りは問題なさそうです。
凹みとかキズも無さそうです。あと、カーボンの商品は、カーボン柄がしっかりと出ていることも重要ですが、今回はそれもクリアです。
前回購入した、リアスポイラーは、カーボンの目が変な部分があったり、あまりキレイではなかったので、今回は成功ですね。
裏面は、こんな感じです。バッチリ両面テープ付きです。3Mマークの印刷はありますが基本的には信用していません。材質も、紙を貼る両面テープみたいな感じです。
裏面までは、カーボン柄じゃなくて、FRPを作る時の黒ゲルコートみたいな仕上げです。少し独特なニオイを発生していますが、気にしてはいけません。
届いたモノの状況はそんな感じです。総合評価として、良好と判断しました。
ここで、問題があれば、アリエクスプレスにて、クレームを入れる事ができます。
カーボンパーツにいつもの儀式を
カーボンパーツが届いたら、いつも決まってすることがあります。
それは、
- まず両面テープを剥がす。←中国の両面テープ信用してないから。
- クリア塗装する。←紫外線対策+表面保護のため。
ちょっとめんどくさい作業ですが、カーボンパーツならやっとかないといけない作業だと思います。
カーボンパーツは、クリア仕上げされているものも有りますが、やってても、極薄い塗膜であると思います。ですので、クリア塗膜なんて無いものと思ってた方が正解です。
このまま取り付けてしまうと、キレイなのは、はじめのうちだけです。
経年すると、クリアゲルコートが、段々と黄色くなってきて、最終的には、ピキピキとヒビが入って割れてきてしまいます。
ですので、自分的には、重要な作業だと思います。
信用できない両面テープを剥がす
では、早速作業開始します。まずは両面テープを剥がしていきます。
いつものカーボンパーツはちょっと厚め(0.8mm以上)の両面テープが使われていますが、今回のミラーカバーに付いているのは激薄でした。紙用の両面テープくらいの厚さです。
厚めのものだと、はじっこを少し剥がして、そこを起点にクルクルとしていけば剥がれますが、今回のはそうもいかないようです。爪と指の腹を駆使して挑んでも、まったく歯が立ちません。ひたすら爪が痛くなるだけです。
全くもって作業が進みません。そこで、強力シール剥がしを投入します。
ここで注意して欲しいのは、強力テープ剥がしの中には、樹脂を激しく溶かしてしまうものがあるという事。
ホームセンターにも色々種類があったので、説明書きを良く読んで、決めました。
とりあえず、使ったのはこれです。
どうにもこうにも剥がれない両面テープに、浸透させるように塗りこみます。そして、その状態でしばらく待ちます。
すると、簡単に剥がれるようになっているはずです。はじっこから、爪で剥がしていくと、剥がれるようになっている感じがします。
ただ、妙にヌルヌルするのが気になりました。しかも手が黒っぽくなります。・・・結局、溶けてることに気づきました。
両面テープだけ剥がれる予定が、黒ゲルコートみたいな部分がズルズルに溶けてきてしまったようです。しかも、乾いてもベタベタ。完全なる失敗となりました。
せめてベタベタだけでもキレイにしようと、シリコンオフを投入。その結果→さらに溶けました。
結局、ベタベタになったゲルコート除去のため、シリコンオフで全て拭き取るようになってしまいました。
さらに、その結果、スカスカに透けるようになってしまいました。裏透け防止のために、黒ゲルコートが塗ってあったので当然といえば当然の結末です。
つまりは、作業がとん挫しました。
文頭に書いた、トラブルというのは、この事です。パッパッとクリアまで仕上げようと思っていましたが仕切り直しです。
次は、裏透けの修正からでしょうか?少し道のりが長くなりそうです。
教訓:中国のものは簡単に溶けるものがある。
今回はおわりっ!つづきは、また次回。
追記:ついに完成しました。取り付けまで終わりましたよ。その記事はこちら。
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