ラテン系の車がとにかく好きで、免許とってすぐに買った車は、ランチアテーマという、常人では考えられない選択をし、それからというもの、一切、国産車には目もくれず、輸入車沼にどっぷりはまった生活をしています。
その中でも、特に好きなブランドは、アルファロメオで、今のジュリアで通算3台目のアルファとなります。そんな自分が、今回、勝手ながら、
今欲しい!今でも欲しい!アルファロメオ3選として選ばせていただきました。
ものすごく、個人的感情で書く記事ですので、何のタメにもなりません。ふーん。そうなんだ。くらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。あと、日常的に使用することを想定したものなので、今回はクラシックカーに属するものは除いた選択としてみました。
ではさっそく、いってみます。第3位!
第3位 アルファロメオGTV
『デザインが秀逸な逸品』
勝手にランキング、第3位はGTV!
以前乗ってたけど、もう一回欲しい車。なんといってもピニンファリーナのデザインがたまらない。エンリコ・フミアの傑作!特に、前期型が好み。
特徴的な丸目4灯のフロントから、くさびのように後方に向かうほど上がってシャープにストンと落ちるサイドからの眺め。どこの何にも似てないと思う。破綻してそうで、まとまったデザインがたまらない。このところ、現役で走っているGTVを見かけることが、ほとんど無くなったが、見かけると異常にかっこよく見える。日本のクーペとは比較にならないかっこよさ。デザインという面で見ると、アルファロメオで1番流麗で好き。
前期型は、小さめのアルファの盾が付くプレーンなイメージ。写真は地味な感じに見えますが、これ、ホイール変えると一気に素敵になります。自分は、パルティーレと悩みましたが、結局OZのスーパーツーリズモに換装。これ正解でした。GTVには、少し大径のフィンタイプが合う!
2003年から、この顔に変わりました。2リットルエンジンは、個性的なV6が無くなって、ツインスパークエンジンに変わってしまいました。これはこれで、いいエンジンなんですが、GTVには、もっと個性的なエンジンがいいかなと思いました。
画像出典:カーセンサーエッジ カタログ
GTVは、Gran Tourismo Veloceの略称であって、速いGTカー的な意味合いであった。そんな速くないけど…。自分が乗っていたのは、初期モデルの2.0V6ターボ。2000㏄という小排気量ながらV6!約200psという出力でFFという構成だった。
ターボの特性としては、昔ながらのドッカン系。今の良くできた、下からちゃんとトルクのある車と比較すると、なんだかじゃじゃ馬感はあるけれど、乗っていて異常に楽しい車だった。
ボンネットのヒンジが外れたり、室内に冷却水が漏れてきたり、お約束の内装ベタベタが発生したり、タイベル・ウォポン交換費用が高かったりと、色々あったけど、もう1回、愛車としてカムバックしてもらいたい車。
補足:同じ顔の兄弟車、オープンカーのスパイダーもありました。おしゃれな人しか乗れない車なので、自分は乗れませんでした。
主要スペック(2.0V6ターボ)
- 排気量:1996cc V型6気筒SOHCICターボ
- 最高出力:201ps/6000rpm
- 最大トルク:27.6kg・m/2500rpm
- トランスミッション:5速MT(左ハンドル)
- 全長×全幅×全高:4290×1780×1315mm
- 新車時価格:4,300,000円
幅だけは、広いかと思っていたけど、1800mmを超えてない。いま考えると非常にコンパクトな類に入る。
第2位 アルファロメオ147GTA
『あのボディに、あのエンジン』
第2位は、147GTA。156GTAではなく、147というところがポイント。
今、実際に欲しいランキングでは、1位かもしれない。憧れのGTAの名を冠する、至極の逸品。それなのに、今の中古車価格は不当とも言える低価格。コンディションの良さそうな個体は少なくなってきているとはいえ、今後、値上がり必至ではないかと思う。手に入れるなら今しかないのではないか?
この車、最大の魅力は、3.2リッターV6エンジンを、あのボディに積むこと。同様に156でもGTAが存在していたが、重量級のエンジンを軽快?に扱えるのは、147の方だと思う。フェンダーの膨らみからくるボディのふくよかさ、内装には、やる気にさせるシート。もちろん、あのエンジン音。何をとっても特別感が半端ない。
主要スペック
- 排気量:3179cc V型6気筒DOHC24バルブ
- 最高出力:250ps(184kW)/6200rpm
- 最大トルク:30.6kg・m(300N・m)/4800rpm
- トランスミッション:6速MT・セレスピード
- 全長×全幅×全高:4200×1765×1430mm
- 新車時価格:MT/ 4,441,500円 セレ/ 4,599,000円
ちなみに、156GTAの全長×全幅×全高は、4430×1765×1430mm 全幅一緒だ。知らなかった。あとセレスピだと、新車時価格が、5,869,500円でした。価格差は大きい。
今、手に入れるとなると、維持が難しそうだが、スペックからも、あふれ出る魅力。ほっ…欲しい。特に5MT。セレスピードは故障が怖い。手に入れたら、絶対に豊かな生活が送れると思う。
第1位 アルファロメオ155
『レースで走る姿が、いまでも新鮮に蘇る』
第1位は、やっぱりこれになっちゃう。アルファ155。
学生時代に、中古でランチアテーマを購入した際に、そのショップさんに155が置いてあって、駅まで、それで送ってもらった。その時に、感動して、いつかは155に乗りたいと思っていたが、いまだに実現していない思い出の車。
155は、イタリアのツーリング選手権・DTM・BTCCなどのレースで走るイメージが強く、レーシングレプリカ的なカスタムも流行っていた。レーシングカーは、文句なくかっこよく、マネしたい気持ちも良く分かる。特にフロントバンパー下部の特徴的なエア導入口が迫力があってたまらない。
市販車は、個性的で、初見では、決してカッコイイとは思えないデザインだと思うが、ボクシーなスタイルを見るほどに、魅力的に感じてくる魅惑の車でもある。アルファロメオのデザインって、こういう事が、よくあると思う。166とか、ジュリアとかも、初見では、かっこいいとは思えなかった。
発売当初は、日本でいえば5ナンバーサイズ。これが、1995年のマイナーチェンジの際に、ブリスターフェンダーとなり、ボリュームのあるワイドボディとなった。その後、16Vエンジンへと変更になり、パワーも若干、あがることとなった。
DTMでは、メルセデスがライバルであった。その時に、アルファロメオロゴのビショーネがくわえている人間が、メルセデスのスリーポインテッドスターになっていたことがあった。これは、メルセデスに勝利する度に、撃墜マークとして貼られたものであり、こんなところも、逸話として面白いと思う。
そんな155の中で、自分が、一番欲しかったのは、Q4というモデル。フルタイム4WDでターボエンジン。基本構成としては、ランチアデルタと同様のもの。これのナローボディを、本気で購入しようと思って、試乗までしたけど、思いのほか本格的にスパルタンな感じがして、壊れそうな感じがパシパシにして躊躇してしまった。
なので今、買うとなると、ツインスパークエンジン+後期型ワイドボディが本命となる。これ、結構安く買えると思うので、手に入れてからのカスタムに費用が割ける。自分なら、基本整備をしたあとに、見た目重視のカスタムに寄せちゃうな。アルファレッド購入しても、アルファピンクに近い色になってると思うので、オールペンもしたりして。そんな妄想が膨らむ。
コレクターズアイテムとしては、ザガートなんかもマニアックで良い。購入が可能であればの話。
主要スペック(2.0ツインスパーク)
販売時期:1992(平成4)年9月~1998(平成10)年5月
- 排気量:3179cc V型6気筒DOHC24バルブ
- 最高出力:140ps(103kW)/6000rpm
- 最高出力(1995年5月~):150ps(110kW)/6200rpm
- 最大トルク:19.3kg・m(189.3N・m)/5000rpm
- 最大トルク(1995年5月~):19.0kg・m(186.3N・m)/4000rpm
- トランスミッション:5速MT
- 全長×全幅×全高(ナローボディ):4445×1695×1440mm
- 全長×全幅×全高(1995年5月~):4445×1730×1425mm
- 新車時価格:3,640,000円(初期型発売当時)
勝手にランキングのまとめ
という感じで、結局は155なんです。なんなんですかね。普通に考えたら、かっこよくないですよね。このスタイル。でも異常に魅力的に見えるんです自分には。レースのイメージが強すぎて、そっちに引っ張られて、市販車のイメージが上がったのか定かでは有りませんが。たまーに街中で見かけると、やっぱいいな!ってなりますね。
あと、今回の勝手にランキング。次点としては75。スタイリングではブレラでした。ブレラも以前のっていて、スタイリングには満足していました。ただ、エンジンが?JTSってモデルだったのですが、GMとの共用エンジンというか、GMのエンジンだったので、これは×でした。
そんなわけで、今回は本当に個人的で、なんの役にも立たない、自分の中のまとめを書いてみました。読んでくださった方々には、色んな意見もあるかと思います。個人的すぎる記事として、寛容な心で受け止めていただければと思います。
今回は、これで終了!
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