今回は、アルファロメオといえば、やっぱり付けたくなっちゃうクローバーのあのエンブレムを普通のジュリアに取り付けるという話です。フェンダーに付いているだけで気持ち高ぶる、あのエンブレムですが、ジュリアで言えば、トップグレードのクアドリフォリオのみに許された、レーシングモデルの証です。
自分のベースグレードと比較すれば、同じジュリア族とくくることもおこがましいような存在ですが、
あのクローバーには、レーシングドライバーに対するお守り的な意味合いもあるそうです。なので、本当のクアドリフォリオに出会った時には恥ずかしいですが、今回はそっちの意味・解釈でごまかして取り付けていきたいと思います。
今回のポイント
- 普通のジュリアにクアドリフォリオのエンブレム付けたい!
- ジュリアのクアドリフォリオマークは高価だし付かない。
- んじゃ、どの車種のクアドリマークなら付くの?
という内容です。
純正で選択できるのはジュリエッタ用とミト用だけ?
ジュリアクアドリフォリオのクローバーは、フェンダー自体にエンブレムがキレイにおさまる凹みがあります。しかも、固定ピンがはまる穴まで開いているから、そのまま普通のジュリアに取り付けることは難しいと思います。さすがトップグレード。
しかも、手に入れようと思っても、ネットでもほとんど売ってないし、すごく高いから完全に候補から除外となります。
なら、どのクアドリマークが良いのか?
色々と探してみると比較的流通していて手に入りやすいのは、ジュリエッタ用とミト用が見つかりました。
どちらも、クアドリフォリオグレードがあるから純正品が手に入るようです。
2モデルともジュリアみたいに変な掘り込みがあったりすることもないし、ネットの画像をよくよく確認した結果、裏側にピンが付いていることも無さそうです。これなら、そのまま付くと思います。色は、シルバーベースとホワイトベースの2色が存在するようです。
理由は定かではありませんが、どっちも純正品とのこと。クアドリの製造時期によって違うのか、グレードによって違うのかは...不明です。
とりあえず候補はこの2車種用に絞られました。ここまでの検索は順調です。
でも最大の問題は、ジュリエッタ用とジュリア用どっちがいいの?ってことです。どっちもいけそうだけど、どっちもいけなさそうな感じがしなくもありません。
ジュリエッタ用とミト用どっちがいいの問題
ジュリエッタ用とミト用って結局何がちがうの?。色々と調べましたが・・・おそらくフェンダーのカーブが違うからそれに合わせてある?くらいの答えしか得られませんでした。
ならば、そのフェンダーのカーブとやらを検証するしかありません。
丁度ディーラーに行く用事があったのでジュリエッタとミトのフェンダーのラインを見比べてみました。
見比べた結果決めました。多分ジュリエッタ用。実車を見た結果、ミトのフェンダーは、ジュリアのフェンダーと比べて丸すぎるような気がしたからです。
ジュリエッタは、展示車両があったので写真を撮ってきました。ミトもあったけどお客さんのだったので撮影自粛です。
フェンダーのカーブとしては、ジュリエッタ・ジュリアともになだらかなので、多分行けると思います。これで。
決めたら早速購入。詳細はこちら。
どれを入手したらいいのか、決めたら行動早いです。早速、目を付けておいた商品をヤフーショッピングで即購入。ヤフーショッピングで買った理由は、paypayの還元イベントやっていたからです。他のサイトでも結構売ってます。
購入金額は、左右セットの箱入りで、5,940円(税込)これに送料が880円ほど。ジュリエッタのものは、純正品番71806020です。ミト用もネットの画像だと判別つかないので、注意です。
多分、純正品なのでディーラーでも取り寄せできると思いますが、待ち時間とかを考えるとネットの方が気楽ですね。あと、正規金額よりも安いとの売り文句だったので。
で、来たのがこれです。きれいなアルファロゴの赤い箱に入ってやってきました。
樹脂製だから、持った感じの重厚感はありません。でもペラペラでもないし、明らかにシールとは違うエンブレム感があるから、まあOKかなと思います。
少し黒味がかったカーボン調のグリーンも好感度高し!あんまり明るいグリーンだと、アルファロメオはスグ色飛びしちゃいます。フロントグリルのアルファロゴも色飛びしやすいので有名です。GTVに乗っていた時は2回ほどエンブレム交換しました。
あと付属品で型紙が入ってきました。ジュリエッタ用なので、サイドウィンカーで位置決めするみたいです。もちろんジュリアには型紙は使えません。
丁寧に取付説明書も入ってきました。これももちろんジュリエッタ用。向きの指示と貼り付ける温度・貼ってから濡らしちゃいけない時間の注意も細かく書いてありました。
取り付けていきます。
ここがポイント位置決め!
エンブレムの周りについている紙は、ジュリエッタ用の型紙なんで、ジュリアには無用の産物。なので即カットします。
フェンダーのアーチにそわせるように上下させて、いい感じの位置を探っていきます。上下させて一番隙間のできない位置は、・・・少し下目の、この位の位置かと思います。
良さそうな位置が決まったら、仮固定をします。遠目で見てみて確認、貼り直すを繰り返して満足するまで調整します。
片方が決まったら、その位置を測っていきます。今回は下のラインはフェンダーのプレスラインにマスキングテープのラインを合わせて貼って、そのマステの太さで適当に位置決めしました。なので、あとはドアから何ミリかを測っただけです。
本固定します。
これで位置決めが完了。あとはエンブレム裏の剥離紙を剥がして貼り付けるだけです。
でもちょっとその前に下準備。汚れとかワックス分とかをキレイにしとかないと粘着力が発揮できないので、シリコンオフでキレイキレイにしときましょう。
ショップタオル使うとケバが出なくて便利です。これにシリコンオフを吹いて、汚れを拭き取っていきます。ショップタオルを折りたたんでキレイな面を出しながら拭くようにします。同じ面で拭き続けると油分が戻ってしまいます。
貼り付け面がキレイになったら、早速貼り付けていきます。
できました。これでマスキングテープを剥がせば完了です。作業的には貼り付けるだけなので、少し面倒臭いのは位置決めだけかと思います。
まとめ
白いボディに白フレームのエンブレム。正直、目立たないです。でも自己満足が大事なんで、これはこれでいいかなと思います。コスパ的に考えると、この樹脂パーツが約6千円かと思うと、アリエクスプレスの格安パーツに慣れきってしまった身には、ちょっと高いような気がしますが、純正品なので仕方ないかとも思います。
あと心配なのは、色飛びの耐久性です。アルファのパーツなので、経験上、そこまで期待していません。スグにグリーン色が抜けちゃったら、エンブレム自体もカスタムすればいいや!程度の軽い気持ちでいきたいと思います。色ぬけしたら、また報告します。
教訓:取り付ける時は、ボディ色とエンブレムのバランスを考えるべし!
今回は完了。また次回。
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