このご時世なので、前後録画できるドライブレコーダーを取り付けてみました。
あおり運転に、暴行と、色々な事件があって怖いですから。自分の身を守るためです。
取り付けたのは、最近はやりのルームミラーに被せるタイプです。
リアカメラからの画像もここに映し出されて、ルームミラーの代用として使用できる便利モノです。
製品は、中華製のものだったので、どこまで綺麗に映し出されるか不安でしたが、とりあえず付けてみました。
こんな方におすすめ
- 車内に、ドライブレコーダーのリアカメラを付けたい人
- リアガラスが、スモークガラスでキレイに映るか心配な人
- SONY製のセンサー(スタービス)搭載のJADO-850の実力を知りたい人
スモーク仕様のリアウィンドウにバックカメラは付くのか?
さっそく問題発生です。
メーカーでは、リアカメラは車外に取り付ける事を推奨していましたが、自分は、車内に取付けしようと考えてました。
車外に取り付けるのは、配線がめんどくさいし、すでにバックカメラが付いているので、追加でゴチャゴチャ付けたくなかったからです。
ただし、自分の車は、リアウィンドウがスモークガラス(プライバシーガラス)なのです。しかも結構、濃いめです。
これって、スモークガラス越しに車外を撮影する事になりますよね?

リアカメラは車内に取り付けるって決めてるし、今から計画立て直すのもめんどくさいし。問題なく映るの?購入してからの遅すぎる気付き。
多分、同じような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?。そこで、そんな方たちのために人柱となって検証してみようと思います。
まず、取り付けた条件を整理してみます。
購入したドラレコはこれ。
購入したのは、Amazonで販売されているJADO製のドラレコ。おもいっきり中華製ですが、なかなかの実力だったのです。
このドラレコを選んだポイント
- SONY製のセンサー(スタービス)を搭載していて暗闇に強いこと。
- 右ハンドルに適している右側カメラであること。
- バックカメラの取り付け角度の自由度が高いこと。
3点の中で特に気になったのは夜間の性能。JADO-850では、SONYスタービスの中でもIMX335というまあまあ良いセンサーが採用されているらしいです。
JADO-850が進化しました。カメラも小さくなって角度の自由度も増しました!
さらに進化した、ミラーとカメラが別体のものまで出てきました。
JAPANブランドで、スモークガラス対応のドラレコもあります。
取り付けした状態をチェック
本体の状態はこんな感じです。ルームミラーよりもかなり大きく、フロントのカメラもここに内蔵されています。


これは、電源が入っていない状態です。電源が入っていないと、少し暗い感じだけど比較的普通のミラーとして使用できるみたいです。

バックカメラは結局こんな感じで付けたみました。このカメラ、一応、車内にも取り付ける事を想定されているらしく角度の調整範囲がかなり広いです。リアウィンドウの上部の中心に取付け。両面テープが付いているので、これでペタリ。両面テープの強度は問題なさそうで、かなり強力に取り付けできます。


今回、取り付けた車はアルファロメオジュリアです。詳しいジュリアへの配線方法は後日、別の記事で紹介する予定です。配線の通し方だけ悩んだけど、それさえ分かれば意外と簡単でした。
取り付け状況は概ね、こんな感じです。次は早速、検証していきます。
昼間の映り具合をチェック
フロントカメラは、絶対的に問題なし。ほんとにキレイに映りますね。これだけで予想外。

リアカメラはこんな感じ。晴れている昼間は全然問題ありません。

夜間の映り具合をチェック
夜もフロントは問題なし。明るく映ります。

夜のまあまあ明るい道。

晴れてる日の夕暮れ。

夜で、しかも雨。リアワイパーが付いていないので、あんまり見えません。ガラコとか塗っておけば多少は良いかと。

夜でリアガラスが汚れてるこんな感じです。雨の日の翌日とかはこんな感じになります。

車内に取り付けている関係上、ガラスに雨粒や汚れが付いている場合は、カメラの映りも当然悪くなります。ただ、懸案であったスモークガラスの透過性の問題は、特に問題とは言えないと思います。
ちょっと一言 問題点を
結果おおむね、良い商品だと思います。でも、ちょっとだけ製品自体に問題点も。
■晴れた日の昼間はミラー部に光が反射して後方画像が見えにくい
ポイント
他社のミラー型ドラレコでは、オプションで反射防止シートが売ってたので、JADOに適合するものを探しましたが見つからず。AMAZONのカスタマーコメントを見ると、メーカーに連絡すると無料で送ってくれるような内容があったので、メーカーに連絡。結果、数週間後に中国から形状の全く違う、反射防止シートが到着。もちろん使用不可。
■たまーに、ピッと音がして電源が落ちる。
ポイント
これは個体差があると思いますが、自分のは走行中に電源落ちます。ごくたまにね。気になるのでメーカーに状況報告したところ、取り付け状態の確認をされたり、切れる時の動画を撮影してくれとか言われたり、色々きたので、面倒くさくなってとりあえずそのまま使用。突然切れる電源の動画ってどうやって撮るのでしょう?。素朴な疑問を抱いたまま終結。
■後方カメラの付属配線が短いかもしれない。
ポイント
取り付けた車両はセダンだし、車内取付だから室内後方までしか配線していません。多分、メーカー想定よりも短距離の配線。なのに配線が丁度ピッタリ。本来の指定通り車外に取り付けたら短くてアウトだと思います。ワンボックスは論外。延長コードが必要だと思います。
と、ここまで書いてきましたが、最近Amazonを見直してみたら、どうやら、色々とアップデートされているようです。特に反射して見にくいという部分が大幅改善されているみたいです。正直悔しい。
中国製品ながら、安っぽさはないので、コスパは日本ブランドのものよりも圧倒的に高いと思います。
まとめ
今回、スモークガラスの車内にカメラを取り付けてみて、使えるのかどうか正直不安でしたが、とりあえず問題はないかと思います。
中華製とはいえ、カメラの性能がかなり良くなっていて、想定よりもキレイに映ります。
製品的には日本よりも先をいっているのではないかと思えるほどです。製品の見た目も安っぽさは皆無です。
もう少しお勧めポイントをお話すると、このJADO製のドラレコは、
- GPSが搭載されていて専用アプリで走行ルートを見ることができます。
- モニター上に車速や方角などを表示させることができます。
- 衝撃を受けると動画にロックがかかって、保護されます。デジカメみたいに静止画も撮影可能です。
- 自分は付けていませんがオプションの常時電源コードを接続すると駐車時の監視も行えるようです。
- 設定などは、タッチパネル式で簡単です。声で操作できるものも出ているみたいですが信頼性が低いようです。
と、色々と機能が付いています。
性能としてはかなり満足レベルにあるかと思います。とりあえず、しばらく使ってみます。
耐久性などの問題が発生したら、また追記したいと思います。不満が出た時も何か対処したいと思いますのでご期待ください。
では、今回は完了!また次回。